アコムとプロミスの違いを徹底比較していきましょう

プロミスとアコムと言えば、消費者金融の貸付残高1位2位を争うトップ企業です。
プロミスは三井住友フィナンシャル・グループ、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社で、ともに銀行資本が入った消費者金融になります。

 

そんな二大消費者金融のプロミスとアコムですが、金利、サービス、審査通過率を比べるとかなり違いが見えてきます。
プロミスとアコムの違いを徹底比較していきましょう。

 

アコムとプロミスを金利で比較

最初に注目したいのはプロミスとアコムの金利です。
金利はちょっとでもリーズナブルで、払う利息はちょっとでも少ない方がいいでしょう。
プロミスとアコムの金利を比較してみます。

 

プロミスの金利は初回借入だと殆どみんな同じ

プロミスのフリーキャッシングの金利は4.5%〜17.8%の範囲内で決定されます。
プロミスの金利決定は、

 

  • 初回借入の人の大半は上限金利(100万円未満は17.8%、100万円以上は15.0%と思われる)
  • 設定限度額はあまり影響を受けない
  • 長い期間借りて、信用が積み重なると金利が安くなる

 

といったルールになっているとされています。
初めての人は、殆どの人が利息制限法に近くなってしまう事が多いようです。

 

アコムの金利は限度額によってステージが変わる

アコムの金利は3.0%〜18.0%ですが、限度額によって変わると言ったシステムを用意しています。

 

限度額 適用金利
501万円〜800万円 3.0%〜4.7%
301万円〜500万円 4.7%〜7.7%
100万円〜300万円 7.7%〜15.0%
1万円〜99万円 7.7%〜18.0%

 

「あれ?限度額を大きく設定出来れば、プロミスよりお得じゃないか?」って思うかもしれません。残念な事にアコムの適用金利にはカラクリがあります。

 

限度額が301万円〜500万円の時、適用金利は4.7%〜7.7%に下がると思いがちです。
しかし、総量規制が適用されるアコムでは301万円の限度額は『最低903万円以上の年収』が必要になります。
実際には総量規制一杯までいきなり設定出来る事は稀ですから、年収1000万円を楽に越してないと、金利の低いステージは適用されません。
つまり、殆どの人は『7.7%〜15.0%』のステージか、『7.7%〜18.0%』のステージが適用される事になるでしょう。
初回借入の人は上限金利である『15.0%』か『18.0%』になる事が多いので、利息制限法の上限金利が適用されると思った方が無難です。

 

アコムとプロミス、金利面ではどちらも変わりない

プロミスとアコムの金利設定を見ると、初回は上限金利が適用される事からどちらに申し込んでも15.0%〜約18.0%になってしまいます。
金利面ではプロミスとアコム、その差は殆どないでしょう。

 

ただし、年収が1000万円以上あって、信用状態がいい人は大きな限度額を設定できて金利が下がる可能性もありますので、アコムを狙ってみてもいいかもしれません。

 

 

 

プロミスとアコムの最低返済額を比較

消費者金融を選ぶときに参考にしたいのは最低返済額です。
最低返済額が低い方が自由度の高い返済計画を立てる事が可能です。
最低返済額からプロミスとアコムを比較してみましょう。

 

プロミスの最低返済額の計算方法

プロミスの最低返済金額の決定ルールは以下の様になります。

 

  • 借入後残高30万円以下 借入後残高×3.61%
  • 借入後残高30万円超〜100万円以下 借入後残高×2.53%
  • 借入後残高100万円超 借入後残高×1.99%(※全て1,000円未満切り上げ)

 

『借入後』にパーセンテージをかけ合わせるのがプロミスの最低返済額の特徴です。
返済しただけでは最低返済額は何時まで経っても変わらない点に注意しなければいけません。

 

例えば、新規で130万円を借りたら毎月の最低返済額は、

 

借入後残高120万円×1.99%=23,880円、1,000円未満切り上げで24,000円

 

になります。

 

30万円返済しても、借入後残高は120万円で変わりませんから、最低返済額は24,000円のままです。
ところが30万円を返済して、新たに15万円を借り入れると、借入後残高は120万円-30万円+15万円=105万円となるので、

 

借入後残高105万円×1.99%=20,895円、1,000円未満切り上げで21,000円

 

となり、月額の返済額を軽減できます。
一方で、30万円を返済して、10万円だけしか借り入れなかった時は、借入後残高が120万円-30万円+10万円=100万円ですから、パーセンテージが上がってしまい、

 

借入後残高100万円×2.53%=25,300円、1,000円未満切り上げで、最低返済額は26,000円

 

になり、逆に返済額が多くなってしまいます。

 

最終借入額とパーセンテージのステージを気にしながら借りる事により、最低返済額の調整が出来るのがプロミスの特徴です。

 

アコムの最低返済額の計算方法

アコムの最低返済額の計算方法は、プロミスより少し複雑です。
アコムの場合は、『最後に借入した借入後残高』に『契約額で決まる一定の割合』を掛けた数字が最小返済額となります。

 

『契約額で決まる一定の割合』は、

  • 30万円以下の場合は借入残高の4.2%以上
  • 30万円超、100万円以下の場合 借入残高の3.0%以上
  • 100万円超の場合 借入残高の3.0%〜1.5%以上
  • 1,000円未満は切り上げ

となります。

 

例えば10万円を借りるとして、極度額30万円以下の人の最低返済額は

 

10万×4.2%=4,200円 切り上げで5,000円

 

となるのに対し、極度額30万円超100万円以下の人の場合は、

 

10万円×3.0%=3,000円

 

と設定した極度額で最低返済額が変化していきます。

 

アコムとプロミス、最低返済額が少ないのは?

50万円を借りた場合(極度額100万円以下)、プロミスの最低返済金額は13,000円に対し、アコムの最低返済額は15,000円、プロミスとアコムではプロミスの方が最低返済額は低くなるルールになっているようです。

 

ステージのパーセンテージを比較すると、プロミスは借入残高の3.61%、2.53%、1.99%となるのに対して、アコムは借入残高の4.2%、3.0%、3.0〜1.5%ですから、100万円超の契約額をしない人にとっては『アコムよりプロミスの方が最低返済額は低い』と考えておくといいでしょう。

 

100万円超の契約をする場合は、アコムの最低返済額は借入後残高の最小1.5%になる場合があります。
この場合はプロミスより最低返済額が少なくなりますので、『大きな契約額を設定する場合はアコムの方が楽な返済が出来る』と言えそうです。

アコムとプロミスをサービス面で比較

プロミスとアコム、どうせ借りるならサービスがいい方に申し込みたくなるものです。
サービス面でプロミスとアコムを比較してみましょう。

 

プロミスとアコムの審査時間

プロミスもアコムも審査時間は最短30分と言われています。
審査時間ではどちらも早く、あっても数分の差です。
余り気にする必要はないでしょう。

 

プロミスとアコムのATMの差

プロミスではプロミスATMや三井住友銀行のATMが手数料なしで使えます。
特にATM設置数が多い三井住友銀行のATMが手数料なしで使える事は、利用者にとってうれしいサービスです。

 

アコムの場合、アコムATMのみ手数料が無料です。
グループ会社の三菱UFJ銀行のATMでも手数料がかかってしまいます。

 

ATM手数料サービス競争では、『プロミスの方がアコムより一歩リードしている』と言えるでしょう。

 

アコムになくてプロミスにあるサービス

アコムとプロミス、ちょっとしたサービスに差が出てきています。
プロミスの場合は、『アプリローン』と『プロミスポイントサービス』を導入していますが、アコムはこれらのサービスがありません。

 

プロミスの『アプリローン』はセブン銀行ATMをスマホで操作できる画期的なサービスです。
お金を借りるまでの手続きが簡略化されるので、是非利用したいサービスですが残念ながらアコムには類似するサービスがありません。

 

『プロミスポイントサービス』はポイントを貯める事によって、ATM手数料を無料にしたり、無利息期間の延長を受けたりできる便利なサービスですが、こちらもアコムには導入されていないようです。

 

『多様なサービスによる利便性』と言う点ではプロミスの方が一歩リードしているでしょう。

審査通過率はどちらが高い?プロミスとアコムの審査通過率

審査通過率は誰でも気になるところです。
プロミスとアコムの2017年4月〜2018年3月までの成約率(アコムは新規貸付率)を比較してみると、以下のような結果になっています。

 

2017年度

プロミス
成約率

アコム
新規貸付率

プロミス - アコム
4月 43.90% 45.10% -1.20%
5月 45.10% 47.70% -2.60%
6月 44.80% 46.80% -2.00%
7月 43.90% 45.20% -1.30%
8月 46.00% 45.80% 0.20%
9月 46.40% 45.30% 1.10%
10月 46.80% 44.90% 1.90%
11月 47.30% 44.70% 2.60%
12月 44.80% 43.00% 1.80%
1月 44.60% 42.00% 2.60%
2月 45.90% 44.10% 1.80%
3月 45.60% 43.20% 2.40%

2017年度は4月〜7月までアコムの方が成約率は高かったのですが、8月以降は逆転をしています。

 

2017年度以前のデータをさかのぼっていくと、アコムの方が高くプロミスの方が審査通過率の方が悪いという結果が見られていたのですが、直近の数字ではこの辺りの常識が崩れてきているようです。

 

両者に申し込む顧客層にそこまで違いがあるとは思えませんので、プロミスとアコムの審査通過率はプロミスの方がいいか、同じ位と考えるといいでしょう。